学院コレクション

スコティッシュジュエリー

スコットランド

19世紀中頃、イギリスを始めフランスでも大流行したスコティッシュ・ジュエリーはブローチが中心です。代表的なものに、大きな肩掛けを止める輪形のプラッドピンと、男性用のスカートを止める縦長のキルトピンがあります。
前者は紀元前2世紀の古代ケルト人の装身具である環状のタラ・ブローチを模したデザインが典型で、後者は腰に下げるハンティングナイフや靴下に付けるナイフ(シャンドウ)をモチーフにしたデザインです。
ともにスコットランドの国花であるアザミの形にカットされたシトリンやアメシストがポイントに配されている物があります。

メールマガジン第36号(2006.1.10配信)より

 




 
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