学院コレクション

金蒔絵の月形櫛

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もう一点月形櫛を紹介しましょう。
こちらは、木製の地に金蒔絵を施し草花に舞う蝶を描いたものです。
草花と蝶は薄肉高蒔絵で立体的に表わされています。
主に若い婦人が用いた櫛で華やかですが品良く仕上げっています。
江戸時代後期、文政(1818〜1830)頃のものと思われます。

幅11cm、高さ4.5cm、棟の厚みは7mmです。

メールマガジン第16号(2004.5.10配信)より

 



 
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