おきゃんな町娘が挿した月形櫛
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櫛は様々な名称で呼ばれていました。
ここに紹介する櫛は「月形」と呼ばれたもので、文政(1818〜1830)頃のものです。
朱塗りの木製の地に蒔絵を施し、菊の花が乱舞する様子が描かれています。
朱色と金色の華やかな櫛は、おきゃんな町娘に大変な人気だったようで当時の浮世絵にもしばしば登場します。
幅12.5cm、高さ5.3cm、棟の厚み9mm。
この月形という形は江戸後期から明治末期まで定番の櫛の形として、いろいろな素材で作りつづけられました。
メールマガジン第15号(2004.4.14配信)より
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